2015年 07月 19日
第100回 馬見丘陵公園探鳥会記録 |
【 天気 】 曇り時々晴れ 【 気温 】 27℃
【 観察記録 】 梅雨終盤で今朝も僅かに雨粒が落ちる空模様であるが、30名以上の方々が集まる。 春からの渡りもほぼ終わって、この時期に見られるのは留鳥が主になるが、幼鳥がたくさんいるので愉しみましょうとのことで公園館を出発。
古墳の丘からの蝉時雨を聴きながらの下池橋までの道ではスズメが桜の木と芝生に見られるのみ。 葦原でしばしオオヨシキリを待つが姿を見せないので下池を北の方から巡るコースを進む。 池の北でカルガモのペアが南に向かってゆっくりと泳いでいく姿を観察し、お尻(尾羽の下に見える下尾筒)の黒い色がはっきりしているのがオスで、やや淡い色で鱗模様に見えるのがメスとの区別のコツを教わるが、多く観察して慣れないと難しい。
北の農耕地の葦原付近にはダイサギとアオサギの姿が見え、ケリ、セグロセキレイも確認された。 池の周遊道を歩く中で、あちこちの木の天辺でホオジロが鳴く姿が認められるが、鳴き方がややぎこちないのは若鳥なのだろう。
下池を一周し、別所下古墳の麓の柿の木広場で採食中のムクドリの群れを見つける。 群れにギンムクドリが混じっていることがあるとの情報から、みなさんで白っぽい個体がいないか目を凝らして探すが残念ながら見つからなかった。 トチノキ橋の木道を進むと頭上を移動するメジロの小さな群れが見られ、一緒にコゲラも移動していく。
南エリアに進み、古の丘でヒバリの幼鳥を観察。 体は成鳥とほぼ同色だが頭がボサボサで眼がギョロッとしている。 巣立ったばかりのカワラヒワやホオジロも似たような顔付きをしているので見分けが難しく注意が必要である。
巣山古墳の濠端の草むらでカルガモが休んでおり林の下にキジバトも見える。 濠にカイツブリが確認できたのでバンもいないか、と姿を探しているうち濠の東の端にいるカワセミが見つかる。 3羽いるとのことであったが両親と幼鳥だろうか? しばらくしてやや近くに飛んできた個体は嘴が黒く、足はオレンジ色をしていたのでオスの成鳥であろうが、他は遠すぎて確認はできなかった。 散策道の脇の木にウグイスが姿を見せ、鳴きながら上の方に上がっていく。
濠の岸辺で3羽のカラスが大きなカメをひっくり返している。 赤い口の幼鳥が2羽含まれていて、親がカメを突っつく横で子ガラスは口を開けて待ってるだけの様であったが、親が飛び去ると真似をして突っついていた。
出発時は27℃だった気温も木立が少ない南エリアでは34℃まで上昇・・・みなさん汗びっしょりになり、カリヨンの丘でしばし休息をとる。 風もほとんどなく熱中症も怖いのでこのあたりで切り上げて公園館に戻る。 鳥合わせで23種を確認して本日の探鳥会を終える。 (参加者 36名)
(観察種 23種) ========= 写真:ヒバリの幼鳥 ===========
カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ケリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ
【 観察記録 】 梅雨終盤で今朝も僅かに雨粒が落ちる空模様であるが、30名以上の方々が集まる。 春からの渡りもほぼ終わって、この時期に見られるのは留鳥が主になるが、幼鳥がたくさんいるので愉しみましょうとのことで公園館を出発。
古墳の丘からの蝉時雨を聴きながらの下池橋までの道ではスズメが桜の木と芝生に見られるのみ。 葦原でしばしオオヨシキリを待つが姿を見せないので下池を北の方から巡るコースを進む。 池の北でカルガモのペアが南に向かってゆっくりと泳いでいく姿を観察し、お尻(尾羽の下に見える下尾筒)の黒い色がはっきりしているのがオスで、やや淡い色で鱗模様に見えるのがメスとの区別のコツを教わるが、多く観察して慣れないと難しい。
北の農耕地の葦原付近にはダイサギとアオサギの姿が見え、ケリ、セグロセキレイも確認された。 池の周遊道を歩く中で、あちこちの木の天辺でホオジロが鳴く姿が認められるが、鳴き方がややぎこちないのは若鳥なのだろう。
下池を一周し、別所下古墳の麓の柿の木広場で採食中のムクドリの群れを見つける。 群れにギンムクドリが混じっていることがあるとの情報から、みなさんで白っぽい個体がいないか目を凝らして探すが残念ながら見つからなかった。 トチノキ橋の木道を進むと頭上を移動するメジロの小さな群れが見られ、一緒にコゲラも移動していく。
南エリアに進み、古の丘でヒバリの幼鳥を観察。 体は成鳥とほぼ同色だが頭がボサボサで眼がギョロッとしている。 巣立ったばかりのカワラヒワやホオジロも似たような顔付きをしているので見分けが難しく注意が必要である。
巣山古墳の濠端の草むらでカルガモが休んでおり林の下にキジバトも見える。 濠にカイツブリが確認できたのでバンもいないか、と姿を探しているうち濠の東の端にいるカワセミが見つかる。 3羽いるとのことであったが両親と幼鳥だろうか? しばらくしてやや近くに飛んできた個体は嘴が黒く、足はオレンジ色をしていたのでオスの成鳥であろうが、他は遠すぎて確認はできなかった。 散策道の脇の木にウグイスが姿を見せ、鳴きながら上の方に上がっていく。
濠の岸辺で3羽のカラスが大きなカメをひっくり返している。 赤い口の幼鳥が2羽含まれていて、親がカメを突っつく横で子ガラスは口を開けて待ってるだけの様であったが、親が飛び去ると真似をして突っついていた。
出発時は27℃だった気温も木立が少ない南エリアでは34℃まで上昇・・・みなさん汗びっしょりになり、カリヨンの丘でしばし休息をとる。 風もほとんどなく熱中症も怖いのでこのあたりで切り上げて公園館に戻る。 鳥合わせで23種を確認して本日の探鳥会を終える。 (参加者 36名)
(観察種 23種) ========= 写真:ヒバリの幼鳥 ===========
カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ケリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ
by umaminosizenn
| 2015-07-19 19:15