2015年 12月 20日
第105回 馬見丘陵公園探鳥会記録 |
【 天気 】晴れ 【 気温 】4℃
【 観察記録 】 明け方の気温は0℃と冷え込んだが、空に雲ひとつない絶好の冬晴れで、寒い中でも冬鳥たちとの出会いを楽しみに大勢の熱心な方々が集まる。
いつもの通りヒヨドリの鳴き声に迎えられながら古墳の丘の道を進むとヤマガラが近くの木にとまり、葉の落ちた高い木の上にツグミの姿も見える。 丘の芝生には霜が白く覆って鳥たちの姿はない。 下池橋の葦原にたくさんのエナガ、メジロ、シジュウカラが入ってにぎやかで、シジュウカラはせっせと葦の茎を抱いている葉鞘を剥いでカイガラムシを探して食べているようだ。 今日の下池のカモ類は定番のカルガモ、マガモ、コガモの数がいつもよりやや少なめで、ホシハジロ、キンクロハジロの姿が目立つ。
池の北側に歩いていくと乙女山古墳の山頂の木にタカがとまっているのが見え、遠いのでオオタカの様であるがハイタカかも知れない。 枝かぶりで見づらいのだがじっととまっているのでしばらくの間全員でゆっくりと観察できた。 観察を終えて池の北の道を進むうちに何と空に別のオオタカがもう1羽舞うのが見え、その後しばらくして今度は池の真上をミサゴがゆっくりと飛翔し、さらにトビまでも舞いあがってミサゴと並翔するという僥倖に恵まれた。
タカの姿が消えてやや落ち着いたあと池を見ると、岸辺にバンの姿、また向かいの浮島のそばにはヒドリガモが2羽見られた。 池の北の枯れた生垣の中でたくさんの鳥の動きが見え、藪と枯れ草に隠れて見づらいのだがカシラダカ、ホオジロ、アオジたちである。 池を一周して別所下古墳の麓の道に進み、柿の木広場でオスのジョウビタキとメスのルリビタキ、地面をちょこまか走り回るハクセキレイなどを観察。
上池にもマガモ、コガモ、カイツブリが見られたが、先ほどのオオタカが舞った影響なのか全体に数は少ない。 トチノキ橋の木道に入る手前でキセキレイが2羽地面を歩いていたが、散歩する人がすぐそばを歩いても人馴れしてるのか知らん顔して餌を探しているのが面白い。 木道ではメジロの群れが低い木立の中をやかましく移動していき、どこからかシロハラの鳴き声も聞こえる。
南エリアに入り、ダタオシ池でハシビロガモ、巣山古墳の濠でほぼ換羽を終えて美しくなったヨシガモ、またオオバン、バンの群れの近くにこの公園ではやや珍しい1羽のメスのミコアイサが見られた。
出発後すぐのタカの観察で時間を取ってしまったのでカリヨンの丘での休憩もそこそこに帰路に入る。 戻る途中に柿の木広場で綺麗な青のオスのルリビタキもちょっと姿を見せた。 公園館に戻り、鳥合わせにて40種の観察を報告し探鳥会を終える。 (参加者 60名)
( 観察種 40種 ) ============= アオジ =============
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
【 観察記録 】 明け方の気温は0℃と冷え込んだが、空に雲ひとつない絶好の冬晴れで、寒い中でも冬鳥たちとの出会いを楽しみに大勢の熱心な方々が集まる。
いつもの通りヒヨドリの鳴き声に迎えられながら古墳の丘の道を進むとヤマガラが近くの木にとまり、葉の落ちた高い木の上にツグミの姿も見える。 丘の芝生には霜が白く覆って鳥たちの姿はない。 下池橋の葦原にたくさんのエナガ、メジロ、シジュウカラが入ってにぎやかで、シジュウカラはせっせと葦の茎を抱いている葉鞘を剥いでカイガラムシを探して食べているようだ。 今日の下池のカモ類は定番のカルガモ、マガモ、コガモの数がいつもよりやや少なめで、ホシハジロ、キンクロハジロの姿が目立つ。
池の北側に歩いていくと乙女山古墳の山頂の木にタカがとまっているのが見え、遠いのでオオタカの様であるがハイタカかも知れない。 枝かぶりで見づらいのだがじっととまっているのでしばらくの間全員でゆっくりと観察できた。 観察を終えて池の北の道を進むうちに何と空に別のオオタカがもう1羽舞うのが見え、その後しばらくして今度は池の真上をミサゴがゆっくりと飛翔し、さらにトビまでも舞いあがってミサゴと並翔するという僥倖に恵まれた。
タカの姿が消えてやや落ち着いたあと池を見ると、岸辺にバンの姿、また向かいの浮島のそばにはヒドリガモが2羽見られた。 池の北の枯れた生垣の中でたくさんの鳥の動きが見え、藪と枯れ草に隠れて見づらいのだがカシラダカ、ホオジロ、アオジたちである。 池を一周して別所下古墳の麓の道に進み、柿の木広場でオスのジョウビタキとメスのルリビタキ、地面をちょこまか走り回るハクセキレイなどを観察。
上池にもマガモ、コガモ、カイツブリが見られたが、先ほどのオオタカが舞った影響なのか全体に数は少ない。 トチノキ橋の木道に入る手前でキセキレイが2羽地面を歩いていたが、散歩する人がすぐそばを歩いても人馴れしてるのか知らん顔して餌を探しているのが面白い。 木道ではメジロの群れが低い木立の中をやかましく移動していき、どこからかシロハラの鳴き声も聞こえる。
南エリアに入り、ダタオシ池でハシビロガモ、巣山古墳の濠でほぼ換羽を終えて美しくなったヨシガモ、またオオバン、バンの群れの近くにこの公園ではやや珍しい1羽のメスのミコアイサが見られた。
出発後すぐのタカの観察で時間を取ってしまったのでカリヨンの丘での休憩もそこそこに帰路に入る。 戻る途中に柿の木広場で綺麗な青のオスのルリビタキもちょっと姿を見せた。 公園館に戻り、鳥合わせにて40種の観察を報告し探鳥会を終える。 (参加者 60名)
( 観察種 40種 ) ============= アオジ =============
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
by umaminosizenn
| 2015-12-20 18:58
| 観察記録