2016年 03月 20日
第108回 馬見丘陵公園探鳥会記録 |
【 天気 】曇りのち晴れ 【 気温 】11℃
【 観察記録 】昨日までの暖かい催花雨で一気に春めいた公園を歩こうと大勢の方々が集まり大賑わいの探鳥会となる。
公園館を出発してすぐ、古墳の丘の麓に雌雄のジョウビタキが姿を見せ、オスの方は参加者のために長い間じっとポーズをとってくれた。 シジュウカラの春のさえずりを聴きながら下池橋に進み、刈り取られて見晴らしの良くなった葦原でアオサギが大きな田ウナギを捕まえて飲み込むのに四苦八苦している姿を愉しむ。
綺麗な赤に色付いたくちばしのバンを観察していると、すぐそばにクイナもしばし顔を出した。
下池のカモがずいぶん少なくなり、見えるのは主にコガモで、あとはカルガモが数羽とカワウくらいである。 池の北に回り込むと、春の渡りの季節到来を告げるように数羽のツバメが池の上を飛び交う。 上空をほとんど翼を動かさずに滑空していくオオタカが見えたので双眼鏡で追いかけていると、すぐ後にやや近くを舞うノスリも見ることができた。
池に沿って歩いていくと、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、セグロセキレイ、ツグミ、シメなどが灌木や草むらから次々と姿を見せてくれる。 上池にもカモは少なく雌雄のマガモが4羽ほどいるだけである。 トチノキの木道では花の蜜を吸うメジロ、忙しく枝を飛び交うエナガ、がさがさと落ち葉を掻きわけて虫を探しているシロハラが観察でき、また一部の方だけだが青いオスのルリビタキも見られた。 さらに、列が二手に分かれてしまった先行組では南エリアでトラツグミも観察できたそうである。
木道から南エリアへ道脇の満開のハクモクレンの白い花と寒緋桜の赤い花を楽しみながら歩いていく。 タダオシ池にはメスのホシハジロが1羽マガモにまじっており、巣山古墳の濠にはしばらく姿を消していたヨシガモがたくさんのオオバンとキンクロハジロに混じって泳いでるのが見られた。 春の訪れとともにこれらのカモたちもそれぞれの繁殖地へと旅立っていくが、静かになった池でカルガモの親子が見られるようになるのが楽しみである。 カリヨンの丘で一休みした後、公園のメインストリート脇の見事に開花したシモクレンの堂々とした姿を眺めながら公園館に戻る。 旅立ち前の冬鳥たちも観察できたこともあり、鳥合わせでは42種と多くの種類の観察が報告された。 来月から開始時間が8時30分になる事をお知らせし、本日の探鳥会を終える。 (参加者74名)
【 観察種 】42種+外来種1種 ======= 旅立ち前のシメ ♀ =======
ヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン、オオバン、クイナ、オオタカ、ノスリ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、(カワラバト)
【 観察記録 】昨日までの暖かい催花雨で一気に春めいた公園を歩こうと大勢の方々が集まり大賑わいの探鳥会となる。
公園館を出発してすぐ、古墳の丘の麓に雌雄のジョウビタキが姿を見せ、オスの方は参加者のために長い間じっとポーズをとってくれた。 シジュウカラの春のさえずりを聴きながら下池橋に進み、刈り取られて見晴らしの良くなった葦原でアオサギが大きな田ウナギを捕まえて飲み込むのに四苦八苦している姿を愉しむ。
綺麗な赤に色付いたくちばしのバンを観察していると、すぐそばにクイナもしばし顔を出した。
下池のカモがずいぶん少なくなり、見えるのは主にコガモで、あとはカルガモが数羽とカワウくらいである。 池の北に回り込むと、春の渡りの季節到来を告げるように数羽のツバメが池の上を飛び交う。 上空をほとんど翼を動かさずに滑空していくオオタカが見えたので双眼鏡で追いかけていると、すぐ後にやや近くを舞うノスリも見ることができた。
池に沿って歩いていくと、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、セグロセキレイ、ツグミ、シメなどが灌木や草むらから次々と姿を見せてくれる。 上池にもカモは少なく雌雄のマガモが4羽ほどいるだけである。 トチノキの木道では花の蜜を吸うメジロ、忙しく枝を飛び交うエナガ、がさがさと落ち葉を掻きわけて虫を探しているシロハラが観察でき、また一部の方だけだが青いオスのルリビタキも見られた。 さらに、列が二手に分かれてしまった先行組では南エリアでトラツグミも観察できたそうである。
木道から南エリアへ道脇の満開のハクモクレンの白い花と寒緋桜の赤い花を楽しみながら歩いていく。 タダオシ池にはメスのホシハジロが1羽マガモにまじっており、巣山古墳の濠にはしばらく姿を消していたヨシガモがたくさんのオオバンとキンクロハジロに混じって泳いでるのが見られた。 春の訪れとともにこれらのカモたちもそれぞれの繁殖地へと旅立っていくが、静かになった池でカルガモの親子が見られるようになるのが楽しみである。 カリヨンの丘で一休みした後、公園のメインストリート脇の見事に開花したシモクレンの堂々とした姿を眺めながら公園館に戻る。 旅立ち前の冬鳥たちも観察できたこともあり、鳥合わせでは42種と多くの種類の観察が報告された。 来月から開始時間が8時30分になる事をお知らせし、本日の探鳥会を終える。 (参加者74名)
【 観察種 】42種+外来種1種 ======= 旅立ち前のシメ ♀ =======
ヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン、オオバン、クイナ、オオタカ、ノスリ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、(カワラバト)
by umaminosizenn
| 2016-03-20 20:02
| 観察記録