2022年 08月 21日
第185回 馬見丘陵公園探鳥会記録 |
【天気】曇り 【気温】26℃
【観察記録】 朝方降っていた雨も上がってどんよりとした雲が広がっている。 今日は湿度が高く、蒸し暑い一日になりそうである。 再び雨が降り出しそうな天気の中、13名が公園館前に集まった。
新型コロナウイルスの第7波で感染拡大が続いているが、お互いに感染対策を取りながらの観察スタートとなった。
公園館前からけやきの広場を過ぎるまで、セミの鳴き声はあるが鳥の鳴き声はなく、やっと古墳の丘の前方にカラスの姿が見られた。 ハシブトガラスの幼鳥と思われた。
下池橋に出て下池を見渡していると、対岸の木に止まっているアオサギと、離れて浮島のところにいるアオサギが見られた。
ハナモモの丘に上がると下池手前の街路灯に止まるハシボソガラスが見られ、遊歩道を進んでいくとハナモモの木に止まっていたホオジロが前方に飛んで草むらに入っていった。 前方からモズの鳴き声がして竹林の木の枝に幼鳥を含む何羽かのモズの姿が確認された。 さらに地面を動く鳥の姿が見られ双眼鏡で見るとハクセキレイの幼鳥のようである。 周囲を確認したが親鳥の姿は見られなかった。
下池堤に進み、北の水張田圃にダイサギが1羽、さらに遠くに頭だけが見え隠れしているダイサギが見られた。 堤から山吹の丘、一本松古墳方面に入るとシジュウカラ幼鳥、ウグイス(鳴き声)、ヒヨドリが、自然生態園の木立にはメジロが確認された。
下池と上池の間を通って別所下古墳、野草園の流れを過ぎ、陽だまり広場前から上池対岸の木立の上の方に、ヒヨドリと、5,6羽の鳥が確認できたが、スコープで確認いただくとカワラヒワであることがわかった。 双眼鏡では辛うじて黄色い羽が見られた。
トチノキ橋は鳥の姿はなく、水鳥と花の広場に入ったすぐの木立にメジロ、コゲラ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ幼鳥が見られた。
前方の空に晴れ間が広がってきた。梅林前から陸橋を越えて南エリアへ向かう途中で、ホオジロが木立のてっぺんで口を開けているので鳴いているのかと思って見ていたら、親鳥らしき鳥が周辺を飛ぶと大きな口を開けて羽をばたばたさせていたので幼鳥とわかる。 独り立ちを促しているようだ。
古の丘の木立からムクドリの集団が一斉に飛び10羽が確認できた。 巣山古墳では、木に止まるカワウが2羽、濠にはカルガモ8羽が見られた。 春待ちの丘の木にスズメが集団で見られた。
カリヨンの丘で休憩を取り、倉塚古墳の集積場付近に向かう。 ひまわりフェアが終わって積み上げられたひまわりの花の種を目当てにカワラヒワの集団が集まっている姿が見られた。
倉塚古墳の丘をコサメビタキが見られないか注意して横断したが見られなかった。
公園館に戻り、鳥合わせを行い、外来種を含め21種を確認し本日の探鳥会を終える。 (参加者 14名)
《 濱 》
カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カワラバト
【 参考記録 】当公園の留鳥以外で本日の観察種の他に過去1ヶ月間に観察された鳥
ヒクイナ、コサメビタキ
☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★
探鳥会に関して「よくある質問」はこちら ⇒ 《 FAQ 》
☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★
#
by umaminosizenn
| 2022-08-21 22:01
| 観察記録